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多摩センターに英国風ガーデン!?  #1「グリーンライブセンター」

駅から5分の隠れガーデンスポット

こんにちは!DK広報部員の山口です。
今日はグリーンライブセンターを紹介します。パルテノン多摩から徒歩1分、半透明のピラミッドが特徴のグリーンライブセンターは無料で入れて休日でも混雑はしていない穴場スポットである。

まずは、ピラミッドの室内へ・・・

入口の温室は名前通り蒸し暑く、その温度だからか日本で野生してなさそうな植物が咲いていました。ピラミッドの中はレンガを巧みに使った魅力的な世界が広がっていて植物も綺麗に整えられているものの、全体的に古びた感じでした。中央が高台になっていて上に上がると4人が座れるカフェテーブルが2つあり、コーヒーなどを楽しめる場所です。ピラミッドを抜けると事務所兼カフェのような場所。カフェと言ってもやれモカや、やれフラペチーノだと言った感じではなくメニューが5,6個のちょっとした感じです。それから中には催し物の告知や地元の植物系の会の人達が作ったチラシやポスターが置かれていた。その中にあったのがあの“めかいの会”。そうです。こここそが私たちが初めてめかいの会と出会った場所なのです。めかいの会の説明は後日にするとして、お次に屋外。

カフェ奥の扉を出る…とそこは美しかった。目の前に広がるのは、いたってふつうのイングリッシュガーデン。ただ、私の人生において植物を観察しにいく場所と決定的に何かが違った。元来私にとっての植物園やフラワーガーデンに共通していたのは、圧倒的なスケールだった。見渡す限りの花や複数のエリアに分かれていて、すべて回るのに何十分もかかる植物園。生物の先生ではない私にとって、それは退屈以外の何物でもなかった。しかし今回は楽しめた。広すぎず、かといって残念がるほど狭くなかった。この施設と庭の中間地点のような、さながら豪邸の庭かのような広さにはストレスを感じず逆に心地よかった。少し広めの空間にはテラスといくつものカフェテーブルが置いてあり、ここでも飲み物を楽しめる。テラスにある骨組みだけの家には天然の緑のカーテンがありとても快適。外の気温は、28度あったにも関わらずかなり涼しい。しかし時々厄介なのが蚊。事務所で蚊取り線香を貸してもらったのでかなり大丈夫。これがあるとないとじゃ大違い、フマキラーの仕事ぶりには驚くばかりであった。

午後のティータイムをたしなんでみた


時刻は午後2時。午前は別件で忙しかった私と友人はここで休憩をとることにした。せっかくなら何か買おうメニューをみて私はほうじ茶(100円)、友人はコーヒー(300円)を買った。ふと目をやるとレジ横のバケットにいくつかの小袋、中身はクッキー(350円)だった。ここで言わせてもらうが私にとってクッキーには紅茶が定番なのだ、がしかし残念なことに紅茶はおいてなかった・・・。いつか通い続け常連になったあかつきには、クッキーにあう紅茶を置いてもらえないか、交渉しようと心に決め一旦は我慢!友人と割り勘で買ったクッキーは、ブラウンボールというもの。「ナチュランド」聞いたことのないブランド名、作っている場所は永山。これが地産地消か!?卵が入ってないとのことだったが原材料を見ると小麦、バター、アーモンドが入っていた。なるほど、かなり限定的なアレルギー配慮だなと、これが粋というものなのか。クッキー自体はおいしかった。サクッとした食感、アーモンドの香り、黒糖の甘味にバターのコク。ブルボンあたりで商品化してほしいほどであった。小鳥たちのさえずりと地元マダムのしゃべり声の中、蝶や蜂のワイルドな生き様を眺めながら楽しむお茶は最高だった。このガーデンの第一印象はなるほどな~程度だったが、その後の有意義な時間を経て今思い返してみると、このガーデンは美しかったのだろうと感じた。


JK/DK広報部員がレポートしました!多摩センタースポットとは

多摩市内に所在する多摩大学付属聖ヶ丘高校の所属する高校生が、ここ!と思った場所に実際に足を運び、記事を作成しています。
公益財団法人東京観光財団が実施する「地域の環境・文化・経済などが学べるスタディツアー(SDGsツアー)」造成プロジェクトの対象に多摩センターエリアが採択(申請主体:多摩センター地区連絡協議会)され、同校も協力することになりました。本レポートは、プロジェクトの手始めに地域資源をリサーチすべく、多摩センターエリアを同校の高校生が独自目線で調査した結果を、編集しアップしたものです。